心臓手術のあと、創が痛いんじゃない?
心臓手術のあとで痛みが強いんじゃない?と心配される患者さんは少なくありません。
誰でも痛みはいやですし、かく言う私も自分が患者なら痛みはぜひ減らして欲しく思います。
骨を切らずにすむため、創の治りが速く、痛みも少ないです。
かつ肋骨の間を一時広げて心臓手術するため、
手術中に肋間神経を一時的にマヒさせるようにして痛みをやわらげています。
胸の真ん中を切るタイプのミックス手術でもできれば胸骨を部分的に切るようにしています。
これによって術後の胸骨の安定が良くなり痛みが減るのです。
やむなく普通の正中切開となる場合でも、
胸骨が安定しやすいように、かつ治りが速くなるように、工夫を加えています。
そうした心臓手術中の工夫に加えて、手術前後の呼吸訓練も有用です。
肺がすぐきれいになると、咳が減り、結果的に痛みは和らぎます。
もちろん痛み止めのお薬は適宜飲んでいただくようにしています。
心臓手術の痛みをさらに減らし、
患者さんが心臓病と向き合い克服しやすくなるよう、努力を続けます。
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