じっとしてたら苦しくないのに心臓手術がひつようなの?
弁膜症や心筋症などによる心不全が次第に重くなって、もうあまり動けない患者さんが、心臓手術が必要だよと言われて、こう答えられることがあります。
患者さんにしてみれば動きさえしなければそれで苦しくない、大丈夫と思っているわけです。
しかしそれは心不全がさらに進めば、安静にしているときでも苦しくなるという状態の一歩手前の状態かも知れないのです。
そして安静時でも苦しくなるともう逃げ道はないこともあり、その状態からの心臓手術では心臓が十分には回復しないこともあるのです。
このことは大動脈弁閉鎖不全症などの病気で起こり得ます。
他の弁膜症や心筋症、虚血性心疾患でもおこります。
やはり患者さんが一番長生きできる方法、とくに元気に楽しく長生きできる方法を選ぶことが大切です。
それでこそ、心臓手術も威力を発揮し、患者さんの幸福に直結するのです。
そのためにはその心臓病の状態を十分に把握することがまず大切です。
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