心臓手術、長持ちする弁形成術の実績は?

弁形成術を受けることを検討中の弁膜症患者さんにとって、その長期成績は当然気になることです。

できるだけ長持ちするようにさまざまな工夫をします長持ちしてこそ弁形成の意義があるわけで、生体弁より長持ちしないような弁形成なら、確実性・安全性では生体弁より劣ることになりますから。

心臓手術の中でも弁形成術はやや予測がしづらいものと言われます。それだけに長い間、弁形成術に力を入れ、さまざまな検討を加えて来た経験が大切なのです。その検討の中には当然長期の安定性も入ります。

弁形成そのものは手術中に逆流がきれいに消え、弁のかみ合わせや形がきれいで、弁を支える組織や糸などが安定した形であれば、優れた長期成績が期待はできますが、長期フォローアップによるノウハウの蓄積もまた大切です。

何事につけ確認は十分に行うことが大切です。しかし少しでも安定性を良くするために、手術中に食道エコーなどで出来上がりを精密に調べ、少しでも懸念があれば手術中に手直しするようにしています。

そこでは逆流や狭窄だけでなく、弁の形やかみ合わせの深さや具合などさまざまな観点から調べたり確認したりします。

心臓手術もいろいろありますが、ワンパターンでなく、その患者さんの状態に合わせたオーダーメイドの手術が求められる、それが弁形成術なのです。

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最終更新日時

  • 平成24年 4月10日(火曜日)