心臓手術、すぐ仕事復帰できるの?
心臓手術を受けることを検討中の患者さんにとって、いつ仕事復帰できるかは重要な関心事です。
とくに仕事盛りの年代の患者さんにとっては、復帰の早さが仕事や職場での実績や評価に影響するため、大切なことです。
心臓手術が患者さんにとって、生きるため、そして長生きするため、さらに元気に楽しく張り切って生きるため役立つように、さまざまな努力がされて来ました。
私たちの経験では通常、心臓手術後、10日ほどで退院し、その患者さんの年齢やもとの心臓病の内容や重さ、そして患者さんの体力や家庭・職場の状況などを勘案して社会復帰のタイミングをお話しするようにしています。
しかし中にはせっかく心臓の病気はなおったのに、まだ脈がときどき乱れるとか、微熱が続くとか、肺の水が消えないなどなどの理由でもうしばらく社会復帰はがまんというケースも見られます。
これは大きな心臓手術のあととか、もともと心臓や全身が消耗しておられた患者さんや高齢者やさまざまな他病をお持ちの方などに散見されます。
なのでガイドラインを参考にして、あまり遅すぎるタイミングで手術しないようにすることが勧められています。
遅いタイミングの場合でもできるだけしっかりと完全に治して、その後の社会復帰を促進するように努力しています。
粘り腰で、最終的には手術前とは見違えるほど元気になった方が多いです。
こうした努力のなかで、ミックス手術とくにポートアクセス手術では創が小さく、骨を切らない方法ができる場合はとくに回復が速く、社会復帰もスムースなことが多いです。
今後、より多くの患者さんが、できるだけ苦痛少なく、速やかに仕事復帰・社会復帰して頂けるように、さらに工夫を重ねていくつもりです。
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