7b) 右室二腔症―重症になると突然死の危険性も、しかし、、
右室二腔症(うしつにくうしょう)とは
右室の中に異常な心筋が発達し、
右室が入口側(流入路)と出口側(流出路)の2つにくびれた形になる病気です(左下図)。
場合によっては血液が流れず血圧がでなくなって心臓が止まってしまうこともあります。
そこで胸が苦しいとか、痛いとか、息苦しい、などの症状が強くなれば、早めにご相談戴くのが安全です。
手術ではこの異常に張り出した心筋を順序だててパーツごとに切除して行きます。
その時に右室内にある三尖弁乳頭筋や腱索などをきちんと温存し、
また必要な心筋を削り取らないよう注意することが肝要です。
そうすることで右室内の狭窄(きょうさく、狭くなること)はほぼ完全に取れます。
狭窄が取れれば再発もうんと少なくなります。
つまり病気離れしやすくなるわけです。
右室の状態が改善しますと左室にも良い影響がおよびやすくなりますし、
患者さんの運動のちからは大きく改善します。
またこの右室二腔症には心室中隔欠損症(VSD)がしばしば合併することが知られており、
手術中にこのVSDも見つけ次第閉鎖するようにしています。
右室二腔症の患者さんには20代―40代のお若い方が多いため、
なるべく創の小さいミックス手術(MICS)をもちいるようにしています。
(心臓手術事例―準備中)
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