9) 特発性拡張型心筋症―いざという時、手術が役立つケースも

拡張型心筋症(特発性)

拡張型心筋症(右図)では健康心(左図)とくらべて丸く大きくなります。そのために心臓の力が落ちたり、僧帽弁が逆流して一層心不全が強くなったりします心筋症・心不全のページをご覧ください。

特発性拡張型心筋症や、心筋炎の後遺症としての拡張型心筋症などが外科手術の対象となります。


なお小さいこどもさんの拡張型心筋症でも拡張が高度であったり、心筋がやられている部位がより明確なケースでは左室形成術によって大変良くなることを経験しています。

小児の左室形成術 手術事例

そうしたケースでは以前から小児科・小児心臓外科・循環器内科の専門の先生方と協力して治療にあたるようにしています。

拡張型心筋症は大人になってから心不全が悪化することもよくありますので。


また拡張型心筋症と心不全による二次的な僧帽弁閉鎖不全症(機能性僧帽弁閉鎖不全症)を外科手術で効果的に治すことも経験豊かなチームでは可能で、これだけでもかなりの改善が図れるケースがあります。


心筋症イコールお薬か移植というのではなく、手術を含めた多様な治療法が効果的なケースもあります。

多角的に検討し治療することが安全と成績向上につながると思います。

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最終更新日時

  • 平成24年 2月12日(日曜日)