6) 感染性心内膜炎 ③人工弁に起こったら?

Q: 人工弁に感染性心内膜炎(IE)が起こったら?

大動脈基部膿瘍は感染性心内膜炎の中でも重症に入ります。徹底した除菌と確実な再建が必要だからですIEの中でも最も予後が悪いと言われる人工弁 感染性心内膜炎(PVEと略称します)についても積極 的に治療を行っています。

PVEは内科治療で治すことは一段と難しく、手術自体もその術 者とチームの経験量・力量が問われる難手 術がしばしばあります。通常の弁膜症手術のテクニックでは対処できないことがあります。

感染した人工弁と感染組織をすべて取り外した上に、心臓や弁やその土台を再建する必要 があり、手術のあとも出血や感染や多臓器の保護が必要となるからです。左図は大動脈基部人工弁感染・膿瘍に 対して弁輪から再建したものです。

PVEと言われてお困りの方はご連絡ください。なお患者さんやご家族の方には、IEと言われれば大きな合併症(菌体の塞栓による脳梗塞や動脈瘤など)が起こるまでに早目にご相談ください。

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最終更新日時

  • 平成22年 3月12日(金曜日)