5.動脈硬化症 7) bFGFを用いた再生医療の特長は

Q: bFGFを用いた再生医療の特長は?

bFGFたんばくの徐放(じわりと効かせる)の方法は
bFGF徐放を用いるとサイズの大きな血管が作れます。これによって血のめぐりはかなり改善します1.遺伝子治療ではなく、そのためウィルスの運び屋(ベクター)などの危険性あるものを使わずにすむ、将来がんなどの病気が起こる心配が少ない、

2.下肢以外の体にはbFGFがほとんど行かない(たとえば血の中のbFGFの濃さは健康人と同じです)ため副作用 が起こりにくい、

3.骨髄から細胞を押し出すタイプの薬も必要ないため、その副作用も心配ない、などなどの利点があります。またbFGFは骨髄細胞などの場合よりも太い血管、といっても小動脈ですが、とにかく動脈が創れるため、血液をより多く流せるうえに長持ちしやすいと言うメリットもあります。

顕微鏡写真でbFGF徐放ではより大きいサイズの血管(動脈)ができることを示しています。

bFGF徐放では、患者さんに単に筋肉注射するだけでOKです。遺伝子やウィルス・細胞その他を使う必要もなく、安全です。4.下肢に筋肉注射するだけなので15分もあれば終了します。つまりどこも切らずにすみます。

いずれは外来でもできるようになると考えますが、当面は安全のため手術室で下半身の麻酔をして行っています。

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最終更新日時

  • 平成22年 7月26日(月曜日)