3) 大動脈弁 ②大動脈弁狭窄症ではどんな注意を?
Q: 大動脈弁狭窄症ではどんな注意が必要ですか?
大動脈弁狭窄症では症状(胸の痛みや失神発作など)が強くなってくると突然死の危険性もある危険な病気です。
もし心臓が止まり救急隊が間に合っても、心臓マッサージ・心肺蘇生が効かないことでも知られています。心臓の出口にある大動脈弁が狭いため、心臓を押しても血圧がでにくいからです。
その一方、無事手術を受ければ、そのあとの予後は大きく改善しますし、手術の危険性そのものも低くなりました。圧較差が120mmHgを超えるような高度狭窄の患者さんや90歳を超える高齢患者さんも受け入れています。(高齢者の手術事例1)
私たちの経験の中には手遅れと言われて心臓がほとんど動かない状態で手術し、正常まで戻った患者さんや、ショック状態から人工呼吸器や補助循環に乗り、それから搬送され手術し、長期生存を得た高齢者の患者さんもあり、決して見捨てるべきではありません。
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