⑦心房縮小メイズ手術では―通常ではできない除細動が可能に
Q: 心房縮小メイズ手術(心房縮小Maze手術)で心臓はどれくらい良くなるのですか?
たとえば左図は62歳女性です。
長年の僧帽弁狭窄症と三尖弁閉鎖不全症のため巨大左房と心不全・心房細動をきたし手術が危険と言われていました。
心房縮小メイズ手術と僧帽弁置換術・三尖弁形成手術ですっかり元気になられ、心房細動さえ治りました。
通常のメイズ手術では、こうした巨大左房の患者さんは治せません。
心機能は格段に改善し、心不全は解消しました。
写真は手術前後の心エコーでLAは左房を示します。
とくに左房が大変小さくなりました。
手術前は左房内の血液がうっ滞し「もやもやエコー」の所見を呈していましたが、術後は血液の流れもスムースとなり、もやもやエコーは消えました。
これまでのデータの解析からこの心房縮小メイズ手術をもちいることで左房機能はもとより左室機能にまで好影響を及ぼしていることが示されています。
(英語論文 169番、196番、215番などをご参照ください)
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