ちょっと変わった僧帽弁形成術
26歳女性、感染性心内膜炎に対して僧帽弁形成術を施行しました。
1.細菌感染のため破壊された僧帽弁の前尖・後尖が見えます。最初は前尖から発症したものと考えられますが、感染があちこちに波及して破壊された部位がいくつも見られました。
2.それらの感染部をひとつ一つ切除・再建・形成し、感染部を完全に切除するとともに逆流が再発しないようにしました。リングをつけて逆流も止まりました
3.逆流試験OKです。これでほぼ手術完了です。
4.心エコーで見ても弁は正常化し、その後5年経っても感染再発ありません。
弁形成術によりこの患者さんはワーファリンが不要となります。普通の妊娠・出産なども可能になりますし、生活や仕事もより病気離れした形になります。







