手術事例 心房縮小メイズ手術 症例

心房縮小メイズ手術では通常のメイズ手術では治りづらい難治性心房細動の除細動に効果的です。

拡張した左房(左心房)を肺静脈を除外するラインで折り畳んで縮小します。その折りたたみ線を冷凍凝固し、折り畳んだ左房を電気信号が行かないようにします。折りたたむため、出血はほとんどなく、時間的にも短時間でできます。

写真左:手術前。左房が高度に拡張しています。   

写真右:手術後。左房は小さくなりリズムも正常になりました。一般に行われているメイズ手術とくに高価な器械を使う方法ではこうした患者さんの不整脈を治すことは難しいですが、EBMにもとづいて開発した心房縮小メイズ手術では治せる可能性が高いです。

メモ: 巨大左房というだけでも長期的に予後が悪くなるという報告が多く、この点でもこの手術法は患者さんに役立つものと考えています。学会などで国内外の腕利きの先生方とよくディスカッションし、これから使いたいと言って下さる方が増えてきました。とくにアメリカや中国など海外の先生でそういう仲間が増えたのはうれしいことです。

註: EBM: 証拠にもとづく医学。この場合は心房細動は心房サイズが大きいと治りにくいというデータが多数発表されていることを示します。

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最終更新日時

  • 平成22年 9月2日(木曜日)