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Human and Natural Beauty --- A Heart Surgeon's Travelling Photo Gallery
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Human and Natural Beauty Vol. 1
Thanks to my work such as performing surgery or making lectures, I have a lot of opportunity to travel both inside and outside of the country. Whenever I see beautiful or wonderful scenery such as people, animals and nature, I tried to take pictures to record them after the work. This small photo gallery is a selected part of such pictures. Any opinions or comments including technical ones will be appreciated. Masashi Komeda
Human and Natural Beauty Vol. 2
If I am asked what the most beautiful thing is, I would answer “heart.” It is because I believe it ultimate beauty of function. Is it too unscientific to say when the heart recovers beautiful shape the heart will recover its function and the patient will do better? Similarly there are many beautiful things in the world, but it is pity that it is not easy to record and express them.
ひとと自然のかかわりの中で最近の熱い話題はやはり地球温暖化でしょうか。20年ぶりにカナディアンロッキーに立ち寄り、氷河がすっかり小さくなっているのを見て驚きました。また暖かい地域でも変化は着実に起こっているようです。それらの結果日本でマラリアが大流行するなどの懸念もでているようで、絶妙のバランスでかろうじて成り立っているのは地球から病気の心臓まで同じなのかも知れません。
医学とくに外科の世界ではアートとサイエンスは永遠の課題としてよく話題になります。手術でいえばきれいな手の動き、アスリートのような速くて正確な仕事、見るからに美しい仕上がり・美的センス、これらはアートの例ですが、その手術を支えるさまざまな理論や知識・技術、学習や考察の集積、これらはサイエンスの例です。どちらも大切で、どこまで修行しても頑張っても終わりがない世界です。古い建築物や芸術作品、あるいはいろんな職人さんたちの動きを見ているとアートとサイエンスの共存を感じます。
自然の妙というのは意外に身近にあるようです。雹(ひょう)で多数の穴があいても頑張る植物、いっせいにシンクロして開く桜の花と開かずに待つ葉、さまざまな表情を見せる朝日や夕陽の海、陽光を受けて異なる色彩を放つ植物、さりげなく存在感と季節感を出す梅雨時の花、いずれも必然性があってそうしていると思うと奥が深いと思います。そういえば一生涯仕事をし続けると言われる心臓は、わずかな時間を活かして一生涯休憩している一面もあり、これまた自然の妙かも知れません。
仕事のため飛行機に乗る機会が多いためか、最近空撮に少し凝っています。といっても飛行機の窓にきれいなものが見えれば撮るだけのことですが。空から見ると陸から見た場合とはかなり違う形で見えますし、美しさや面白さを再発見することもあります。少しアプローチを変えれば見えるものがずいぶん違うというのは心臓の手術と同じで、こうした柔軟な視点が結構患者さんのお役に立つことがあります。手術の要領で空からも意外に簡単に見たいものが見つけられます。このシリーズではその一部を載せました。
北京オリンピックは数多くの見せ場や感動を残して終わりました。たまたまこのシリーズでは最初(大連、5年前)と最後(北京、3年前)の部分が中国の写真です。多くの人たちの努力で中国が急速に成長しているのを大連でも北京でも感じましたが、アメリカやシンガポール(いずれも中ほどに写真があります)などと比べると、後者には何となくゆとりやそこから来る美しさ・センス・ユーモアがあるように思います。その点日本はどうでしょうか。
心臓手術では手術室のピーンと張りつめた空気や重要ポイントでの静寂さが事故予防に役立つとかつて海外で教えられ、お互いに真剣勝負の心構えでやって来ましたが、真面目さだけでなくゆとりやりラックスもまた大切と知り、最近はここというポイントどころでは緊張感を漂わせながら、その部分が過ぎればジョークを誘発しては一緒に楽しむ雰囲気を作っています。チーム全体のパワーアップにつながっているようです。中国にも少しリラックスしてエコや自由を考えて頂きたく思うこのごろです。
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ひとと自然と 第八集 ( new !!)
今回はいつもの写真紀行記にくわえてミニ歴史探訪の旅というかたちの写真を入れました。長篠の戦いはご存じのように戦国時代、武田勝頼の騎馬隊が織田信長の鉄砲隊に惨敗を喫した歴史的戦いとして知られ、ヨーロッパでスペインの無敵艦隊がイギリス海軍の新鋭船の前に壊滅したアルマダの海戦と比較される戦いです。しかし単に鉄砲が馬に勝ったのではなく、鉄砲が馬に勝てる条件を一つまた一つと集積し、鉄砲の力をフルに発揮できるよう仕組んだ信長の戦略の優秀さによるものと実感しました。難病や重症に取り組む手術や治療も同じではないかと思いました



